小田村 伊之助(文助、楫取素彦)

(おだむら いのすけ・ぶんすけ、かとりもとひこ)
odamura
伊之助は吉田松陰の妹・寿と結婚。
松陰亡き後は萩藩主・毛利敬親の側近として外交を担当。
岩国藩へ訪問し、藩主・吉川経幹へ協力を求めるなど、萩本藩と岩国藩を取り持つ重要な役割を果たした。
維新後、初代群馬県令となり、地場産業だった養蚕を近代的な産業に発展させている。
妻・寿の病死後、その妹・文と再婚。大正元年(1912)に84歳で逝去した。