岩国れんこん

レンコン

室の木の篤農・村本三五郎が、岡山から備中種を持ち帰り、これを門前の石代に植えたのが始まりで、それから広がり門前バスと言いました。
文化8(1811)年には藩営として始まりました。一般のレンコンは穴が8つですが、門前バスには穴が9つあり、岩国藩主「吉川家」の家紋が蛇の目九曜の紋で、紋の形とレンコンの穴が同じ9つということが藩主を喜ばせたと言われています。
岩国れんこんの特徴は、しゃきしゃきした歯触り、かじると糸を引くでんぷん質の腰のある粘りなどで、味の良さは格別です。